【サポートの領域】受容と評価の二極のバランス

  • 受容と評価の二極

恋愛結婚のパートナーや子ども、友人知人やお客さんの相談に乗る時、あなたは相手を受け入れることと、相手の問題や特徴を分析することのどちらに傾きがちですか?サポートの領域の受容と評価の二極は、適切なサポートをしていくうえであなたの癖をつかみ、修正するのに役立ちます。

 

 

    • 受容側のチェックリスト

      1. 自分や他者の感情を否定せずに受け入れることができる。
      2. 感情を抑えず、自然なものとして受け止めることができる。
      3. ネガティブな感情が湧いても、無理に対処せずそのまま感じられる。
      4. 他者の感情に共感し、受け入れることで信頼関係を深めることができる。
      5. 感情をあるがままに認め、拒絶することなく受け止める。
    • 評価側のチェックリスト

      1. 感情を冷静に分析し、その背後にある原因を理解することができる。
      2. 自分や他者の感情を客観的に評価し、次の行動を考えることができる。
      3. 感情が状況にどう影響するかを見極め、適切な反応を取ることができる。
      4. 他者の感情に反応する前に、適切かどうかを判断することができる。
      5. 感情に溺れず、状況を冷静に判断して行動できる。

     

      • 受容に偏った場合

        1. 相手の感情に過度に共感し、論理的な判断やアドバイスができなくなる。
        2. 相手の感情を優先するあまり、問題解決や次のステップに進むことができない。
        3. 他者の感情を受け入れることに集中しすぎて、必要な指導やフィードバックを避けてしまう。
        4. 相手の感情に引きずられ、自分自身の感情や立場を見失うことがある。
        5. 問題を解決するよりも、ただ感情に寄り添うことが重要だと考えてしまう。
      • 評価に偏った場合

        1. 相手の感情を過度に分析し、感情に対する共感が不足している。
        2. 他者の感情を無視して、論理的な解決策ばかりを重視してしまう。
        3. 相手の感情を評価しすぎて、感情的なサポートを怠ってしまう。
        4. 感情に共感することが面倒だと感じ、すぐに合理的な解決策を提示してしまう。
        5. 他者の感情表現を冷たく受け止め、感情の重要性を過小評価してしまう。