【メルマガ】息子が覚えた宝物「どんなきもち?」
心理カウンセラー南ユウタです。
※今日の成分:やさしさ70、まじめ70、おもしろさ0、
昨日でひとまず7月からはじまる各種セミナーのお申込みができる
明日以降、事務局および僕から
お問い合わせいただいている方々に
具体的なお返事ができる状態になりました。お待たせしました!
さて、今日は
息子が覚えた宝物「どんなきもち?」について
書きますが…
いつもより少しゆったりと書きたいと思います。
というのも、
出版社さんから執筆のお話をいただいてから
どうしても仕事の量が増えてしまい
昨日、「このペースを続けると、疲れが溜まっていくよ~」
立ち止まって、休む。
または、力を抜く。手を抜くのではなく、力の方を抜く。
そういう生き方も、
僕がYoutubeやメルマガで「見せたい」と思っている
僕なりの「生き方」です。
あなたも、「今、ここ」の?????
ぜひ、「今、どんなきもち?」と問いかけてあげてくださいね。
それこそ、昨日の寝かしつけの際
うちの長男が「どんなきもち?」と尋ねてきて
その直後「熱い気持ち」と自分で答えてきました。
2歳(もうすぐ3歳)だから
そこまで深くは意味は解っていないご様子。
でも、僕にとって子育てで最も大切なのは
「親子関係」と「感情」の育ちなので
息子の中に「きもち(感情)」という概念が誕生しつつあることに
昨日はとてもうれしくなりました。
「〇〇くんは、どんなきもちなの?」と
しばらく問い返して、彼なりの答えを楽しみつつ一緒に寝ました。
こういう時、「正しさ」をあまり急がないことが
何よりも大切です。
むしろ、必要なことは
「遊び心」と「ゆとり」です。
ものすごく大切なので強調しますね。
「遊び心」と「ゆとり」です。
息子の中にも
「僕、なにか感じてるんだ」
「それをお父さんに伝えたいんだ」
「わかってほしいんだ」
おそらく、そういう気持ちの「芽」はあったんだろうと思います。
でもそれ、正確に言い表せなくても全然大丈夫なんです。
だから、言葉になっていない
「何かを感じる、伝えたい」という感覚に焦点を合わせ
「そうかあ、熱い気持ちなのねえ」
「それから、それから?」と
昨日も返してあげました。
息子はうれしそうに、
ここでクイズです!
これね、何に親は応答していると思いますか?
「熱い気持ち」という言葉だけとらえて
「もっとちゃんと言える子にしないと」と
もし僕が焦って「ゆとり」も「遊び心」もなくしてしまったら
こういうやり取りができなくなるんです。
その答えは・・・
僕がまず何よりも大切にしていたのは
「非言語」です。
「僕ね、こんな言葉も覚えたんだよ」
「僕ね、お父さんにそれを伝えたいんだよ」
「お父さんにうれしそうに受け取ってもらたら最高なんだ」
正確にことばになっているかはわからなくても、
なんとなく、子どもが求めている
「言葉にはならない非言語コミュニケーション」を受け取り、
その感覚と関わることを何よりも大切にしていたのです。
息子が「気持ちを正確な日本語で言えるか」なんかよりも、
「なにかを伝えたい」
「それを大好きな親とわかちあいたい」
この「非言語」に応えることこそが、
「親子関係」がよくなる鍵なのです!
「親子関係」さえ良ければ、
子どもは勝手に、「もっともっと感情を感じたら親に伝えたい!」
思うようになります。
そうすれば、自然に親とのコミュニケーションの中で
「この気持ちはこうやって表現すればいいんだね」って
わかっていくものなのです。
この時期の子どもに
正確な言葉や説明を求め過ぎると
年齢以上の返しを期待されるためにうまくできず
それが大人になってトラウマになる人も多く見てきました。
「ことばは正しく使いましょうね」
「自分の気持ちは正確に言うものよ」
とばかり求められ、
上手く言えないと
「あなたは説明が下手なのね」
「ちゃんと言ってくれないとわからないわ」
と言われてしまう。
そんな「ゆとり」も「遊び心」もない親子関係では
実は子どもの心は育っていかないのです。
「非言語」とのかかわりが
子どもの脳の発達にも決定的に重要だと
よく言われています。
特に、こころの発達には
非言語コミュニケーションを司る「右脳」
とても大切なのです。
でも、
「気持ちを感じていい、伝えていい」
これ、
多くのアダルトチルドレンが
思えずに育ったことですよね。
「左脳」優位で
「感じる」ことより「考える」ことに偏った子育てを
受けてきませんでしたか?
「感じる」ことを「ダメ」
「ちゃんと言えなきゃだめ」
ほんとうは、「何かを感じるよ」「伝えたいよ」
その「非言語」に応えてもらいたかったのではないでしょうか?
息子が起きてきたので、今日はこの辺で。
ぜひ返信で教えてくださいね。ではでは!
