母性と父性のバランスが崩れるとどうなる?
心理カウンセラーの南ユウタです。 アダルトチルドレンや愛着障害の方は、小さい頃に感情を受け止めてもらえなかったことで、感情を抑圧する傾向が確かにあります。 でもその一方で、子ども時代に、本当にやっちゃダメなことを叱ってもらった体験や、毅然と境界線を引いてもらった体験や、真剣な顔で向き合ってもらった体験に、乏しい人も、わりといるんですよね。 僕は普段、感情を抑圧している人に優しく、感情の蓋が取れるようにサポートしますし、それはある意味で母性的な対応です。 でも、その一方で、叱るとか、境界線を引くとか、真剣に目を見て向き合うとか、そういう体験は父性的な対応ですよね。 こういう父性的な対応をしてもらえていないと、それはそれで問題が出るんだろうなって思うんですよね。 例えば、相手に対して甘えすぎてしまうという問題が出ると思います。 これは、相手に対しての期待値を修正できなくて、自分にとっての当たり前を押しつけてしまう、という言動として出ると思います。 無理なものは無理なんだという。 線引きから始まって、あなたにとって当たり前であったとしても、相手にとっては当たり前ではないんだよ、とか。 あなたがされて、嫌なことは相手にとってされてうれしいことかもしれない。 つまり、あなたがされて、嫌なことは、人に絶対にしないでね、っていうお願いの仕方をしたとしても、相手にはそれが伝わらないことだってあるし、本来、それが自然なことなんだよっていう教えをどこかで学ぶ必要がある人もいます。 僕にとっての当たり前、常識を相手に押しつけていて、押しつけていることに気が付けないという課題を、境界線が引かれたことがない人は、抱えがちだと思います。 母性と父性は両方あって初めて、子どもから大人へ成熟するのを導くんです。 もし、このメッセージを読んで、自分には父性的な対応をされる必要があるのかもしれないなって、ちょっとでも思ったら。 自分自身に対して、父性を発揮する。 意識を持ってみて、いかがでしょうか。 僕もこれは時々意識します。 自分が相手に腹を立てた時に、単に抑圧の蓋を取ればいいっていう話じゃないよな。 自分が相手に求めすぎているのかもしれない。 僕が相手に求めているものが、少し相手が現実的にできる範囲を超えちゃってるのかもしれない。 そんなふうに、相手の立場に立って、自分の思考や価値観を修正する、調整する。 これも、すごくすごく大切なことだと思っています。 今回も読んでくださりありがとうございました!
