対人恐怖は「カウンセラーと相性が良い」だけで9割治る!!
「対人恐怖ってね、カウンセラーと人柄的な相性が良いだけで、9割治るようなものなんですよね~」
「えっ!ほんとうなんですか!?」
「ああ、いや、ほんとうに、僕と人柄的な意味で相性がよいなあと感じる方は、年齢に関係なく、すごく元気を取り戻される方が多いなあって、実感がすごいあるんですよ~」
「ほんとうですか、それ・・・!!」
こんな会話を、最近のカウンセリングの会話でしました。
これを読んで、あなたならどう思いますか?
対人恐怖をカンタンに説明すれば、
要するに人との関係での深いかかわり合いに
苦手意識や不安・恐怖を感じやすいということです。
「対人」ですから、「人からどう思われるか」がとっても気になって、
それが原因で人と会えなくなったり、外出も困難になるケースまであります。
そんな対人恐怖ですが、カウンセラーである僕との「人柄」の「相性」が良い方が結構いらっしゃいます。
(まあ、僕も元々対人恐怖ど真ん中ですし・・・)
僕のプロフィールや文章の書き方のクセなどから、
なんとな~く「合いそう」と思ってくださるからなのか?
理由はよくわからないのですが、
なぜかそういうクライエントさんからお申込みが多く、
タイプの似ている方や、相性の良い方と巡り合うことが多く感じているんです。
そして、「相性」が良いと、対人恐怖のカウンセリングが
「すごく良い雰囲気で進むことが増えるなあ~」
という感触があります。
とくに、「人からどう思われるか」に過敏になっている方にとっては、
「このカウンセラーさんは、僕・私と性格的に合うなあ」という
「肌感覚」があると、
もう体験セッション(お試しカウンセリング)の段階から、
すごい安心できるみたいなのです。
これは、とても大事なことなのですが、実はこの「肌感覚」こそが、
対人恐怖の悩みを根本から解消する「カギ」の一つなのです。
「右脳」でキャッチした「肌感覚」が「好き嫌い」を決める
どういうことでしょうか?
実は、僕たち人間は、「この人と性格的に合うなあ」とか、
「この人とはウマが合うなあ」という感覚を「肌感覚」で「キャッチ」して、
それをおもに「右脳」で「好き嫌い」を判断する際の「判断材料」にしているのです。
しかも、無意識のうちに判断されていますから、
意識的にどうのこうの考える隙がありません。
「生理的に無理!」には、脳レベルの根拠があったのです。
「相性が合う・合わない」は、まさにあなたの全身の神経や脳レベルで
瞬間的に判断されているものなのです。
そうやって、「右脳」でキャッチした「肌感覚」が、無意識に「好き嫌い」を決めているのです。
そして、その「肌感覚」が「合う」と、次にすごく良いことが起こることもわかっています。
なんだと思いますか?
実は、自分の右脳と、相手の右脳が「波長が合う」という現象が起こります!
すると、次に、脳内の「共鳴回路」と呼ばれる部分がふたりとも活性化します。
「共鳴回路の活性化」を、ものすご~く単純化して、わかりやすく言えば、
「話しやすいなあ」とか、
「この人なら言いにくいことも話してみようかなあ」
という気にお互いになってくるんです。
「共鳴回路」が活性化すると、どうなるか。
それは・・・
「ストレス」とか「トラウマ」から来る
不安や恐怖、怒りなどの「ネガティブ感情」が
なんと収まってくるのです!!
これは、たとえば、お母さんが、泣いている子どもに
声のトーンや顔の表情を合わせてあげて、
心のきずなを再確認させてあげると、
安心して泣き止む現象と一緒の脳のしくみなのです。
僕たちは、何歳になっても「共鳴回路」なしには
豊かな心を保てません。
対人恐怖も、
「人からどう思われるか」という不安や恐怖に
怯えて身動きがとれなくなっているのですから
「共鳴回路」がスイッチオンになりやすい人と
「出会って心が通い合う」だけでも、
ものすごく安心ができてきて、自信も取り戻せるようになるわけですね。
これが、カウンセラーと相性が良い方は、対人恐怖が治りやすいなあと
僕が勝手に感じていることの、一応の脳科学的な根拠の一つと言えるでしょうね。
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