ご質問:体験カウンセリングでは実際にどんなことをするんですか?

 

いのち軸で自己肯定感を育む

心理カウンセラー・南ユウタです。

 

「体験カウンセリングでは実際にどんなことをするんですか?」

というご質問をいただきましたので、せっかくの機会なのでお答えしたいと思います。

 

 

まず体験カウンセリングでは

 

「今日はどんなご相談ですか」

「今一番なんとかしたい悩みはどんなものですか」

「今一番困っていることはどんなものでしょうか」

「今どんな感じですか」

 

といった質問から始めることが多いです。

 

そして、

あなたのお話をじっくりと聴かせていただきます。

 

ただし、僕のカウンセリングは

病院などでよく行われている

「傾聴」だけのカウンセリングではありません。

 

ですから、

あなたの話を「うん、うん」と、

「話をただ聞くだけ」というスタイルではありません。

 

 

僕のところに集まるクライエントさんの特徴は

「ただ話を聞いてほしい」という人よりも

 

・自分の問題や悩みの解決策が知りたい人

 

・数ヶ月単位で自己肯定感や安心感をえたい人

 

・短期間で自分の生きづらさから抜け出したい人

 

・生きづらさを克服する方向性や解決法が知りたい人

 

・自分のトラウマを癒すワークに取り組みたい人

 

・アダルトチルドレンや愛着障害、複雑性 PTSD、対人恐怖、強迫性障害、パニック障害などの心の生きづらさを克服したい人

 

・親御さん自身が癒されることで子供の不登校ひきこもりを解決したい人

 

・自分が変わることで共依存から脱出したい人

 

 

そうした方がよく集まりますし、

僕も普段からそうした方たちのために

実践に実践を重ね続け、

研究に研究を重ね続けてきましたので

 

本気で今の状態から抜け出したい人にとっては

最適なスタイルだという風に考えています。

 

 

また、こちらも

よくご心配されることの一つなのですが

初回の体験カウンセリングは

僕がカウンセリングの内容について

一方的に「説明」をするものではありません。

 

 

多種多様なカウンセリング・心理療法の

ワークを試しながら、

その方にあった最適な解決の方向性を見つけていきます。

 

 

その際に、

「あなたの場合は、何回くらいのカウンセリングが必要か」

をお伝えしたり、

「どんな方法が有効か」もお伝えさせていただいてます。

 

 

また僕自身がカウンセリング活動を続けてきた

試行錯誤の結果、

オリジナル・デザインのコース制カウンセリングもありますが

絶対に強要しませんし、最終的な決断はご本人にお任せしています。

 

 

なぜなら、

僕は「真の自立」とは、

「責任=信頼=自由」という要素が

すごく大切だと考えているからです。

 

 

でも、正直なところ…

 

 

「親の責任」とか、

「自分の責任」とか、

「大人としての責任」とか、

「責任を果たせ」だとか…

 

今の日本社会に生きていて

「責任」 という言葉を聞いた時に

多分多くの人はあんまりいいイメージを持たないかもしれませんね。

 

僕自身も、

元々は「責任」という言葉が

ややネガティブな言葉に聞こえていました。

 

「あんたが選んだんやからな!(親のいうことを黙って聞いておけ)」

という「価値観の押し付け・強要」や

 

明らかに向こうが悪いのに

「全部お前のせいだ!」と

怒りや不満、不安をぶつけられ、

「責任転嫁」されたこともあったように思うし、

 

 

本当に自分が辛い時、苦しい時にも

「自己責任だ!」と

責められる雰囲気の中で

大きくなった面もありました。

 

 

過去の僕と似て、

「失敗したら非難されて当然」

「人に迷惑をかけたらお前のせいだ、責任を取れ!」

と冷たく攻撃されて当然という空気の中で育ったり…

 

「責任を果たさないなら愛さないぞ」

という「愛情」という名の

「親の都合・支配・脅し」を受けた人たちなら、

 

「責任」に対して

ネガティブな印象しかもてなかったとしても

不思議ではないと思うんです。

 

 

あなたにも、

「責任」という言葉について

なにか「重い」ものというイメージがありませんか?

 

 

そして、

「自分と向き合って、人生を変えよう!」と言われても、

 

「人生は辛いものだ」

 

「自分を変えるって辛いことだ」

 

「自分と向き合うって苦しいことばっかりだ」

 

「自分と向き合うって、自分の落ち度を無慈悲にいじわるに責めまくることだ」

 

「生きるって苦しいことばっかりだ」

 

「生きるとは暗く辛い修行だ」

 

「成長するとはとても難しく苦しいことなんだ」

 

そんな風に無意識に決め込んでしまい

避けてしまいたくなったとしても、なにも不思議ではないんです。

 

 

だけど、

一つ言えることがあるとすれば

自分で自分の人生に責任を持つということは

「自由」になる、ということでもあるんだということです。

 

 

自分の人生を幸せにするためには

自分で自分の人生を「選ぶ」必要があります。

幸せになると「決める」必要があります。

 

 

過去にあなたが「傷つけられたこと」、

あなたが心の旅の途中で

自由を奪われ「転ばされたこと」にについては

あなたには全く何の責任もありません。

 

 

だけども、

あなたがそこから立ち上がり

自分の人生の旅の主人公は自分なんだと

自分で自分の人生を幸せなものにする「責任」は、

あなたにしか取れないんです。

 

 

それは、

自分で自分の人生を「自由」にできるのは

自分だけだということでもあります。

 

そして、それこそが

心が自立していく、ということです。

 

 

自立っていうのは

「誰にも頼らず一人で生きていけること」

では断じてないと思います。

 

「誰に何と言われても傷つかないスーパーマン」

になることではないと思います。

 

 

むしろ、

自分にはできることもできないこともあって

人生には楽しい時も辛く苦しい時もあって

変えられるものもあれば変えられないものもあって…

 

自分には

「可能性」も「限界」も「大切にしたいもの」もあって…

 

他人にも同じように

「可能性」も「限界」も「大切にしたいもの」もあって…

 

合う人も合わない人もいて、

どうしようもなく関係がこじれてしまった人もいて、

しかも、人生に絶対的な正解はないし

誰かが決めてくれるわけでもない…。

 

 

だけれど、それでも

誰かと支えあって生きていくことを選ぶ「自由」が

あなたにもあって、

 

自分の住む場所

自分の感じること

自分の考えること

自分のことばや行動

自分の価値観

自分の生き様、行き方

自分の人生を「選ぶ権利」がある。

 

 

そういう「人生の旅」を

自分の足で歩むんだ、

他の人たちも大切に尊重しながら

自分自身のことも大切に尊重するんだ、

という「態度」を取る。

 

その「態度」を選ぶ。選び続ける。

いっぱい揺れてもいいから、選ぶことにこだわる。

 

 

それが、

僕は「自立」には必要なことだろうと考えています。

 

 

そして、実はコレ、

「ほんとうに自己肯定感のある人の特徴」でもあると思うんです。

 

 

ということは、

もしもあなたが心から自己肯定感を高めたいと望むなら

 

「責任」と「自由」についても

意識を向ける必要がある、ということにならないでしょうか?

 

人に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。

意図せず誰かを傷つけてしまったこともあるでしょう。

大失敗をしてがっかりすることもあるでしょう。

 

 

もちろん、僕にもあります。

 

 

ほんとうにほんとうに愛し、感謝もしていた人に対して

不義理を働いてしまったことだってあります。

不誠実な言動で、信頼を一瞬にして失ってしまったことも。

 

ほんとうに自分が情けなかったし、

後悔してもし切れませんでした。

 

 

だけど、

そこであきらめないで

またやり直す自由があるんです。

 

自分で決めた人生なら

きっと後悔しないはずです。

 

 

そして、

もしもそれが、必要かつ前向きな後悔なら、

自分と他人を大切に思えばこそ

自分から進んでするでしょう。

 

そうして、また前向きにひたむきに生きていくからこそ、

 

人と信頼関係を結ぶこともできるし、

 

信じ信じられ、愛し愛される関係が築ける自分に

 

「なる」のです。

 

 

そういう自分に「なろう」と「決める」から、

 

いつか必ず「なる」し、

 

今この瞬間から「なる」を積み重ねていけるのです。

 

だけど、決断しなければ、「なる」日は一生来ません。

 

「なる」は「貯金」なのです。

 

 

もし、仮にチャレンジして後悔したとしても

今の自分に胸を張って誇りが持てる生き方をしているなら

自分で自分の人生の主人公になるんだと決めて歩んでいるなら

 

その人はその「態度」が身についたからこそ、

いつか必ず幸せになれます。

 

そういう人を、見る人は見ているものなんです。

 

だから、この世界には

悪人や人を人と思わない支配者もいれば、

 

すばらしい人格の持ち主の自然と集まる

コミュニティも存在するのではないかと僕は思います。

 

 

誰かが幸せにしてくれる人生を待つのではなくて

自分から取りに行くんです。

 

そういう自立した人生の旅の歩み方をすることこそが

「大人同士の信頼を育む自分になる」

ということでもあると思います。

 

冒険物語の主人公が、

「だれか魔王を倒してくれ~」なんて言っていたら

一体いつ世界は平和になるのでしょうか?

 

「あなた」こそ「主人公」です。

 

僕は、そのことを

セラピーを受け、自分のトラウマを癒し

自己肯定感を取り戻すこころの旅の中で実感しました。

 

だからこそ責任=信頼=自由だと信じます。

 

 

あなたの人生の主人公は自分自身ですか?

それとも親や家族や子供ですか?

 

あなたの人生を決めるのは他人ですか?

あなたはいつ人生の旅の主人公になりますか…?

 

 

「魔王」に傷つけられ倒れた「主人公」は

いつ旅を自分の足で再開しますか?

 

いつ「賢者」に知恵を求め、

いつ「旅の仲間」を求め

いつ「レベルアップ」しますか?

 

「自立しよう」と決めた時点で、

その人はもうすでに一歩踏み出しています。

 

あなたの一歩を応援させて欲しいなと思います。

 

 

そして、

そうした人の周りにこそ

幸せに溢れた人が必ず集まってくるものです。

 

あなたはそんな人生を

死ぬまでに一度でいいから

生きてみたいと思いませんか?

 

天国に行った時に

今までの人生、

本当に自分が自分であってよかった

そう心の底から思える生き方に

チャレンジしてみたいと思いませんか?

 

もしよければ、

僕に、あなたのその勇気を応援させてくださいね。

 

 

南ユウタ

 

 

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