あなたを苦しめる無意識の「心の癖」のメカニズム

今日は、

心の癖について詳しく解説します。

アダルトチルドレンは、

子ども時代やその後の人間関係を通して

何かしらの心の傷つきを体験しています。

そして、

「もう二度とあんな思いはしたくない!」

と思ったところから

アダルトチルドレン の「心の癖」は始まるのです。

ちょうど、

一回転んでひどく骨折してしまった人が

もう二度と転ぶまいと

他の人よりも慎重に歩くようになるのと似ています。

みんながフツーに歩いてる道でも、

一人だけ超・警戒態勢で、

手に銃構えていつでも撃てるor逃げられるよう

準備してるイメージですね。

例えて言うと、

アダルトチルドレンは、

【心が骨折している人たち】のことです。

ひとまず、

【「傷」がつくと「癖」がつく】

という心の法則があるんだなあと

アタマで理解しておいてください。

さて、

僕のオリジナルのことわざに、

【傷にそよ風】というものがあります。

これは、

一度傷つき、心が骨折している人が

【そよ風レベルの刺激】にも敏感になる

という意味のオリジナルことわざです。

あの上司、ちょっと怒ってるのかな?と思うと

もうだめ。

パニックになっちゃうとか。

誰かがちょっと笑っただけで

バカにされた!と戦闘モードになり

怒りを激しくぶちまけて関係ぶっ壊れちゃうとか。

嫌われた!と思うと

居ても立っても居られなくなっちゃって、

激しくしがみついて猛抗議して

重たがられて関係終わってばかりとか。

はたまた、

トラウマを思い出すような場面に出くわすと

自分の感覚がぼやけてマヒしたようになるとか。

要するに、

本当はただの「そよ風」にもかかわらず

「敵」だと解釈して

もうそうなったら自分でも止められない。

ただちに

「戦闘モード」

「逃走モード」

「死んだふりモード」

になっちゃうんです。

こういう状態になりやすいのが

心が傷つき、骨折した人なのです。

たぶん、

こんな風な文章を読んだ時点で

僕の読者の中には、

「南さんは、私が本当に怖い思いしてるのを信じてくれてないんだ!!」と

激しく怒りを感じたり、

僕に責められたように

感じる人もいることでしょう。(笑)

ちなみに、

僕は責めてもいないし、

あなたの恐怖感や怒りを

「非現実的だ」と一方的に決めつけて

否定したいなんて

これっぽっちも思っていないので、

そこだけは信じてほしいです。

では、何か言いたいのか?と

一旦心を平ら〜にして

聴いてくださいませ。

さて、話を勧めます。

実は、傷つきやすく

すぐ戦うか逃げるかマヒするかになりやすい状態にも、

オリジナルことわざがあります。

【そよ風に逃走中】

【そよ風に戦闘中】

【そよ風に死んだふり中】

某人気テレビ番組を

思い浮かべた方は正解です。(笑)

まじめな話、

最初のうちは、人によっては

「アタマではそうじゃないとわかっていても、どうしても不安になる」とか、

「理解しているつもりだけど、やっぱり腹が立ってしまう」とか、

ある程度「意識」では

「これ、もしかして、そよ風かも?」

と「違和感」に気づけたりすることもあります。

でも、この症状がもっと進行しますと

「そよ風」を「本当の敵」だと

信じ込むことも増えてしまうんですよ。

もちろん、本当に相手があなたに

怒りを向けて来たり

バカにしたりしてきた場合もあると思います。

そこは否定したくないんです。

断じて。

ただ、カウンセリングをしていると、

必ずしも相手があなたをバカにしていない場面で突然怒り出したり、

泣き出したり、パニックになったり…

という方は、確実に存在すると感じています。

「そういう時」もあるんじゃないでしょうか?どうでしょうか?

って一緒に考えたい感じですかね。

要するに、

何が言いたいかというと。

心に傷がある人ほど、

サバイバルモードオンになっちゃいやすいので、

【「本当の味方」まで「敵」と勘違いしてしまうリスク】が

傷つきが少ない人に比べて

論理的に考えても多くなるはずやと思いませんか〜?

ってことなんです。

ここに、まずはリクツで

納得してもらえたなら、

ひとまず今日の文章の目的は達成です。(笑)

あなたも、

傷にそよ風

そよ風に戦闘中

そよ風に逃走中

そよ風に死んだふり中

という状態になっていませんか〜?

一度ふり返ってみましょう!(^ ^)

案外、味方はいるもんですよ〜!