「自分が嫌い」の最強にやさしい解決法とは?

AC・HSP・愛着障害

~人の目が気になり

「評価」にふり回されて

自分が出せないあなたへ~

「いいね軸」から「いのち軸」へ!

速く・深く・永く「自然治癒力」を引き出し

「真の自己肯定感」を育む

「いのち軸カウンセリング」

==================

「自分が嫌い」の

最強にやさしい解決法とは?

==================

==================

▼南ユウタ独自の「自己肯定感を育む心理学」

【完全無料!いのち軸メルマガ】ご登録はこちらをクリック

==================

 

「いのち軸」で自己肯定感を育む

心理カウンセラー・南ユウタです。

 

今回は、とあるセッションでの話です。

 

その方は、仕事での自分の振る舞いに不満を抱いていました。

 

一方では、

このまま八方美人で人に合わせてばかりだと

本当に自分が求めていることがわからなくなる。

 

自由に生きている人に

羨ましいを通り越して嫉妬心を抱いてしまう。

そんな自分も嫌だ。

冒険ができない「つまらない人生」になってしまう。

 

そうした不満や危機感を抱いていました。

 

でも、カウンセリングで

わかってきたことなのですが、

この方には葛藤がありました。

 

ずっと八方美人な自分で生きてきたことで

自由な生き方への憧れがある一方、

反発心もあったのです。

 

もしも、自由に生きると

すごく楽しいかもしれないけれど

わがままになりすぎて他人を傷つけてしまうかもしれない。

 

他人から嫌われるかもしれない。

安定した自分の居場所がなくなってしまうかもしれない。

そうした恐れもあったのですね。

 

だけど、

人に合わせてばかりの自分も

嫌気がさすし、大嫌い。

 

つまり、

自由に生きて楽しみたい一方で

八方美人に生きて人から嫌われずに居場所を確保したい。

 

自由に生きれば楽しさを得て、居場所を失う。

八方美人に生きれば、安定したい場所を得て、自由を失う。

 

そういう葛藤があったわけです。

 

ある日のカウンセリングで

右手に不満を抱いている「自由を守るパーツ」

左手に八方美人で「居場所を守るパーツ」

という風に振り分けて

対話を進める「パーツワーク」をしました。

 

※「パーツワーク」というのは

僕たちの心の中にある葛藤を

「部分」に分けて対話するための工夫です。

パーツについては、

こちらの動画で解説しています▶︎https://youtu.be/EodZHl-3jNU

 

そして、僕はクライエントさんに

「右手さんは私のことを何から守ってきてくれたの」

と自分自身の右手のパーツに質問するように流しました。

 

すると、

右手の「自由を守るパーツ」は

こう言っていました。

 

「私がいないと、

ずっと我慢させられてしんどくなり潰れてしまう。

だから、私を守ってあげるにはこれしかないの」

 

次に、僕はクライエントさんに

「じゃあ、左手さんは私のことを何から守ってきてくれたの」と、

今度は自分自身の左手のパーツに質問するように流しました。

 

左手の八方美人でいることで「居場所を守るパーツ」は、

こう言っていました。

 

「私が他人の顔色を伺って

他人の評価を気にしていないと、

みんなから白い目で見られてしまう。

社会の中で居場所を作るために私がいるの。

小さい頃からそうするしかなかったの。」

と言っていることがわかりました。

 

 

心の中で、自由を守るパーツは

「もっと心から楽しめよ!」と文句を言い、

 

居場所を守るパーツは、

「好きなことばっかりしていいの!?」と

反論していたのです。

 

これを、

心理療法の世界では

対立状態(ポラリゼーション)と呼びます。

 

対立状態に陥ってしまうと

人は言動がちぐはぐになります。

しかも、本人は気付いていません。

 

 

本当は心の中で

パーツ同士の喧嘩が起きているのですが、

 

その人の意識の中で

どのパーツが優勢になっているかによって

ころころと変わるので、

 

本人にはなぜ

人生がうまくいかないのかが不明なのです。

 

 

最終的には、

僕が左手の八方美人でいることで

「居場所を守るパーツ」にこう尋ねました。

 

「あなたは今まで、他人の目を気にして、

やりたいことを我慢してきたんですよね。

あなたが抱えてきて、守ってきてくれた、

心の痛みを教えてくれませんか?」

 

これを聞いたその方の身体が一瞬強張った後、

目から涙がじわーっと流れるのが見えました。

 

「今、何が起きているんですか?」

 

僕が尋ねると、

「今までずっと封印してきた気持ちが出てきました…」

 

しかも、さっきまで喧嘩していた

右手の「自由を守るパーツ」も、

 

イメージの中で泣いている

左手のパーツに寄り添って、

慰めてくれているように感じる。

というのです!!

 

 

「今まで君のことを誤解してたよ。

ずっと我慢することで、

守ってきてくれてたんだよね。

ありがとう…。」

 

強い自己嫌悪が、

スーッと収まっていくのが

感じられました。

 

 

このセッションの終わりに

僕がこの方に尋ねました。

「今日のセッションは

〇〇さんにとって

どんなセッションでしたか?」

 

 

「人生で初めての感覚でした。

とても心が穏やかで…静かで…

さっきまで喧嘩していたパーツ同士が、

自然と溶け合って混ざり合っていくような感じがします。

すごく心が癒されている感じがします…

本当にありがとうございます。」

 

 

この方は、人の目が気になり、

自分を押し殺して生きてきた方です。

 

僕の言葉でいえば、

「八方美人」の人とは

「良い子パターン」 で生きてきた人です。

 

でもそれではつらすぎるから、

「自由を守るパーツ」が出てきて

「もう自由にしていいんだよ」と

教えてくれていたわけですね。

 

そうは言ってもここがポイントですが

八方美人のパーツも「居場所を守る」

という大切な役割があったわけです。

 

だから僕のセラピーでは

どんなに生きづらさを生んでいたとしても

 

その人の

「パターン」や「心の癖」を

邪魔者扱いしないように気をつけています。

 

「良い子の自分」に

「今まで守ってきてくれてたんだね」

と気づいてあげて、

 

「あなたの痛みを教えて」

と痛みをわかちあってあげるのです。

 

そうすることで

冗談抜きで

「どんな自分も受け入れられるようになる」

のです。

 

 

言い方をかえれば、

この「八方美人」の方の

 

「人の目が気になる」

「他人の評価が自分の価値」

という「良い人パターン」の生き方は、

 

「自分を守ってあげたい」という

「ポジティブな想い」から出たものだったのです。

 

必ず、どんな「パターン」の背景にも

「ポジティブな想い」があります。

 

もし、あなたが今、

自分に不満やイライラ、焦り、不安、嫌悪感など

ネガティブな感情でいっぱいでも、

 

そこにはほとんどの場合

「守る役割」を持った

「あなたの一部=パーツ」が存在します。

 

そして、そのパーツは必ず、

「ポジティブな想い」を持っているのです。

 

僕のカウンセリングでは

そのことに気づくから、自然と癒されるのです。

 

 

僕の大好きな心理療法のことばで

All Parts Are Welcome.

「すべてのパーツは歓迎される」

というものがあります。

 

こころの中は、

ひとつの「家族」そのもの。

 

ほんとうに、家族と似たような動き方を

持っているものなんです。

 

「心の中の家族ケンカ」を止め、

生きづらいパターンから脱出する…

 

そんな方法もあるよ、というお話でした。

 

 

どんな「パターン」の背景にも

「ポジティブな想い」がある。

 

「すべてのパーツは歓迎される」

 

よく覚えておいてくださいね!

 

ありがとうございました!(^^)!

 

 

南ユウタ

 

【オススメ動画】

 

もしよろしければ、より詳しいカウンセラーのプロフィールページもご覧ください。

カウンセラーとしての想いや理念、生い立ちについても詳しくご覧いただけます。 

アダルトチルドレン・HSP・愛着障害の改善・克服なら、ぜひ一度、尼崎・園田・武庫之荘・塚口など尼崎周辺地域からのご相談の多い尼崎カウンセリング研究所へご相談ください。

(電話カウンセリングや、スカイプ・ZOOMでのビデオ通話カウンセリングも可能です)

 

尼崎カウンセリング研究所は、アダルトチルドレン・HSP・愛着障害などのご相談が多いカウンセリングの専門機関です。

宝塚市・尼崎市・芦屋市・神戸市・西宮市・豊中市などからもご利用いただいております。

 

尼崎・神戸・大阪周辺でアダルトチルドレン・HSP・愛着障害などの改善・克服のカウンセリングの専門機関をお探しなら、兵庫県尼崎市の尼崎カウンセリング研究所へご相談ください。

(オンラインカウンセリングは、東京都・広島県・大分県・神奈川県・岐阜県・千葉県・福岡県他、全国からもご利用いただいております)