その「うつ」、「責任感」ではなく「恥」が原因では?

その「うつ」、「責任感」ではなく「恥」が原因では?

こんばんは!

ポジティブ感情トレーニングの専門家

尼崎カウンセリング研究所の南ユウタです。

 

さて、皆さんは、「うつ」というと、どんなイメージを思い浮かべますか?

 

一般的には、うつは「まじめで責任感」の強い人がなるもの、というイメージがよくあるのではないでしょうか?

 

 

ところが、実はこのタイプがすべてではないことが最近わかってきました。

 

「責任感が強く、何でも背負い過ぎて、限界が来てうつになる・・・」

「完璧主義」で「生真面目」な方がなる心の状態・・・

 

確かに、今日ご紹介するタイプの「うつ」も、従来のこのうつ状態と似ているところもあります。

 

ただ、自分を責めて責めて、しんどくなる「罪悪感」や「自責感」から来る「うつ」とは、少し違うタイプは、根底にある感情が異なります。(実際にはミックス型もいらっしゃいます。)

 

そのタイプとは「恥」が根底にあるタイプです。

 

「恥」とは?

 

「恥」が根底にある、と言われても、あまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。

 

わかりやすくご説明すれば、以下のようになります。

 

僕たちが、何か失敗をしたとき、誰かに叱られる場面を想像してみましょう。

 

そのとき、あなたを叱る人は、次の2つの言い方であなたを叱ったとします。

 

❶「何をやっているんだ!君はどうかしているよ!頭おかしいんじゃない!?」

 

❷「今回のあなたの行動は、私としては正直とても残念に思っています。次からは、代わりにこうしてね。」

 

さて、あなたはどちらで叱られる方が良いと感じるでしょうか?

 

実は、❶の言い方は、「恥ずかしい」という感情を湧かせやすい言い方です。

 

心もからだもぎゅーっと締め付けられ、委縮してしまうのです。

 

そして、この「恥」には、まだまだよくない特徴があるのです。

 

 

それについては、また次回、ご紹介しましょう。

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尼崎カウンセリング研究所

所長 南ユウタ

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