傾向を押さえてラクになろう!HSPさんの持つ「5つの傾向」とは?

HSPさんは「自己肯定感」が低いことが多いです。
自分に自信が持てず、
人の目が気になるので、
悩みを内に抱え込みやすくなり、
心がしんどくなってしまうのですね。
HSPさんが
生きづらくなってしまう
背景を整理してみると
主に5つのHSPさん的な傾向が
関係していることが多いのです。

①自分を責めてしまう「自罰傾向」
1つは、「自責傾向」。
これについては、
昨日も触れましたが、
カンタンに言うと
自分を責めちゃうという傾向です。
HSPさんは、罪悪感や恥を
感じやすいんです。
あんまり、人を表立っては責めない。
すぐに
「自分が悪かった」
「ごめんなさい」
「自分なんて…」
などと感じて萎縮しちゃう人が
すごく多いんですね。
もしくは、
自分にダメ出しばかりしてしまい、
自分を肯定したり、
認めてあげる習慣のない人も多いです。

②感受性の高さ
2つめは、「感受性が高い」傾向。
感受性が高く、
相手の痛みに感情移入し過ぎたり
他人の怒りや不安などネガティブな感情も
感じ取り過ぎてしまう傾向です。
そのため、
他人の目が気になったり
心配事が頭から離れなくなりやすいです。
他人の怒るところを
見たり聞いたりしてしまうと
しばらく動揺が止まらないため、
争いごとを好まない人も多いです。
イメージ的には
全体としてHSPさんは「内向的」で
「草食系」が多いのです。
※一見「外向的」で「活発」な
HSPさんも30%います。
僕も外向が少し入っています。

③刺激に敏感
3つめは、刺激に敏感な傾向です。
他の人が気にならないような
音や光などの刺激に
敏感なHSPさんも多くいます。
その結果、
ストレスを感じやすくなり
神経疲労になって
疲れ果ててしまうのです。
また、マルチタスクが苦手で
情報が多いと
すぐに脳がパンク状態になって
パニックになったりしやすいのも
よくある特徴です。

④感情を抑えつける傾向
4つめは、「感情の抑圧」の傾向。
「自責傾向」と関連してることも
多いんですけど
「こんな風に考えるのはダメ」
「こんな風に感じるのは恥ずかしい」
そんな風に、
「自分の感情を抑え込みやすい」
というところがあるんです。
多くは小さい頃から
この傾向を持ち、
感情にフタをするのが当たり前だと
思ってきた人もいます。

⑤対人防衛の強さ
5つめは、「対人防衛が強い」傾向です。
何らかの事情があって、
他人からの褒め言葉や
肯定的な気持ちを
「受け取れない」という傾向が強い。
例えば、
「HSPさんにはやさしくて
人当たりが良くて、
良心的な人が多い」と言われたら。
そんな風に褒められても
イマイチ「ピン」とこないとか、
本当かな?と疑ってしまうとか、
反射的に「そんなことないです!」って
拒否してしまう癖があったりします。
それって、人間関係のなかで
これ以上傷つかないための
バリアなことが多いです。
これを僕はよく「対人防衛」と呼んで、
クライエントさんにも
教えることがあります。
5つめの傾向は、
無意識なことが多いですが・・・。
(ちなみに「防衛」とは、
誰もが持つ
「自分を守るための無意識の心のパターン」
のことだとザクッと理解しておいてください。)

はい、ひとまず
ここまでを一度復習しましょう!
HSPさんには、
①自分を責める「自罰型」が多いこと。
②感受性が高いこと。
③刺激に敏感なこと。
④感情を抑え込んでしまいやすいこと。
⑤対人防衛が強い人が多く、人からの褒め言葉や
肯定的な気持ちを受け取りにくいこと。
こうした傾向があると
自己肯定感が上がらず、
ストレスを抱え込んでしまい
充実した人生を生きられません。
あなたらしい生き方のためにも、
HSPさんの持つ5つの傾向を知り、
まずは自己理解を深めていきましょう!
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