対人トラウマの克服には○○が必要

前回は、

右脳で覚えた「非言語サイン」がトラウマになると、

人との関係でどんなことがあるかをお伝えしました。

 

 

とくに、「自分でも理由はよくわからないのに不安や怒りが湧いてくる」場合は、

要注意だと言いました。

 

今日は、その理由についてお伝えします。

 

子ども時代は右脳優位でも、

大人になるにつれて、

「ことばと思考力の脳」である「左脳」も発達してきます。

 

 

もちろん、あなたの右脳も発達します。

 

「大人の右脳」と「大人の左脳」が

揃って初めて「大人の脳」になります。

 

ところが…

 

 

「子ども時代に作られた脳」は、

なくなるわけではないのです。

 

 

カンタンに言えば、人間は

あくまで「子ども時代の脳」の上に

「大人の脳」が工事されて積み上がるのです。

 

 

 

ものすごく単純化すれば、

 

二階建ての【一階】が子ども時代の脳で、

 

【二階】に大人の「左脳」と「右脳」が

 

建設されていくのです。

 

 

本来はもっと複雑な話ですが、カンタンに言えば

イメージとしては、こんな感じだと思ってください。

 

____________

2階  左脳   右脳

____________

1階  子ども時代の脳

____________

 

 

しかも、いくら左脳が発達しても、

やっぱり右脳のほうが

「子ども時代の脳」とは太いパイプを持っています。

 

 

でも、残念ながら「子ども時代の脳」の働きは、

 

適切な手順を知らなければ無意識のままです。

 

 

だからこそ、意識では

非言語サイン・トラウマの影響に気づく

ことすらできなくなるのです。

 

 

ちゃんと、解剖学的な根拠があったんですね。

 

 

無意識のうちに刷り込まれる「暗示の正体」とは、

「子ども時代の脳」の

「非言語サイン・トラウマ」の場合も多いのです。

 

 

その非言語サイン・トラウマが、

大人になったあなたの右脳に無意識に影響を与え、

「嫌われるかも不安」や

「見捨てられるかも不安」を作り出している可能性が高いのです。

 

 

 

それに気づかずにい続けると、

封印したトラウマが暴れはじめるのです。

 

 

しかも、あなたの意識のよるコントロールが

うまくいかなくなるのです。

 

 

「なぜ自分がそう感じるのか」というワケもわからず

突然の不安や怒り、恐怖感に襲われるのに、

理由がわからないから途方に暮れてしまうのです。

 

 

これに気づくには、なにから対処していけばいいのでしょうか。

 

 

まずトラウマに対する正しい知識が必要です。

 

 

そして、大人になったあなたの

「右脳」のはたらきを活かす手順を

身につける必要があります。

 

 

「右脳」は、「感じる脳」です。

 

無意識になってしまった

「子ども時代の脳」の声を聴き取る

「受話器」のような役割を持っているからです。

 

 

そうすれば、「子ども時代の脳」に

冷凍保存された「暗示」や

「非言語サイン・トラウマ」も意識化できます。

 

 

 

 

 

右脳の受話器を手に取り、

無意識に入った非言語サイントラウマを意識化できれば、

トラウマは8割がた治ると言って過言ではありません。

 

 

「右脳モード」で、

「子ども時代の脳」に冷凍保存された

「非言語サイン・トラウマ」を解凍して癒してあげると良いわけです。

 

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尼崎カウンセリング研究所

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