中核感情を感じ癒す方法

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アダルトチルドレン・愛着障害・HSP・トラウマ

 

見捨てられ不安を手放したい

親への罪悪感から解放されたい

自己否定と自分責めをやめたい

もっとのびのび自分らしく生きたいあなたに

 

自分を愛し、他者と愛し愛される3ステップ

 

愛着と感情の傷をいやす

オープンハート・サイコセラピー

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【中核感情を感じ癒す方法】

 

 

「愛着と感情の傷をいやす

オープンハート・サイコセラピー」

心理カウンセラーの南ユウタです。

 

 

アダルトチルドレン・愛着障害・HSP・複雑性PTSDなどの

生きづらさの根本原因は「感情恐怖症」です。

 

 

感情恐怖症の人は、防衛のうしろに抑圧された「中核感情」にアクセスし、最後までプロセスすることが大切です。

プロセスが完了することで、心が癒され、痛みが和らぎ、自己イメージも変容します。

僕のオープンハート・サイコセラピーでは、「変容した自分」の状態のことを「オープンハートな自分」と呼んでいます。

 

「オープンハートな自分」には、以下のような特徴があります。

 

・こころが平和になり、落ち着きが出て来る

・自分や他者への思いやりにあふれて来る

・自分への自信や誇りが満ちて来る

・新しい挑戦や変化に挑む勇気が湧いて来る

・人や自分自身、自然などとの深いつながりを感じられるようになる

・生きるエネルギーやバイタリティが湧き、心と体が元気になる

・自分らしい本来の好奇心が持てるようになる

・自分の心の深いところで「これが自分の歩む正しい道だ」と確信とビジョンが持てる

・ほんとうに自分が大切にしたい価値がわかる

・自分を愛し、他者と愛し愛される自分になれる

 

あなたも、「こんな自分になれたらいいな」と思いませんか?

 

 

さて、今回は、「中核感情を感じ癒す方法」について解説します。

 

 

 

①名前を付ける

感情は、名前を付けることでハッキリと認識できるようになります。

中核感情は、名前を付けてもらうことを好みます。

「これは怒り?それとも恐怖?」と、中核感情に名前を付けていってみましょう。感情の正体がわかるだけでも、ストレスの源が特定できたり、心がスッキリ整理されたりすることも珍しくありません。

 

②感情を肯定する、受け入れる

感情の存在を肯定し、受け入れてあげることで、癒しが起きてきます。

 

具体的には、

・「この感情に居場所を作ってあげよう」という意識を持ちながら感じてみる。

・「この感情を完全に受け入れます」と宣言し、感じ切る。

・「出てきていいよ。」と赦してあげる。

などの方法があります。

 

③からだで感じる

中核感情はからだで反応するものです。からだの中でどんな感じがするのかに意識を向け、感じとることで癒しが起きてきます。

 

たとえば、

・出てきた涙を止めないで流しきる。

・おなかの中で暖かい感覚を味わう。

・胸で感じる感覚に意識を向け続ける。

・喜びを全身で感じる。

など、いろいろな方法があります。

 

 

④感覚にとどまる

少しでもなにかしらの中核感情の感覚に気づけたら、次へ進む前に立ち止まり、しばらく時間を取ってとどまり、浸りましょう。

ゆっくりとペースを落とし、その感情に意識を向けた状態のまま「とどまる」ことで、癒しが起きてきます。

ゆったりと呼吸しながら、20~30秒は待ってみましょう。

自分から変化を起こそうとする代わりに、中核感情にとどまっていると自然と沸き起こって来る変化や感覚に意識を向け、待ちましょう。

 

慣れてくれば、感情そのものが本来持つ自然治癒のプロセスを信頼できるようになっていき、感情が怖くなくなりますよ。

むしろ、「ほんとうに心の問題を解決し、人生を豊かにしたいなら、感情を怖れ回避するよりも、積極的に受け入れ、感じていく方がよいことが起こるものだ」という新たな学びが根付いていくのです。

 

⑤感情の「波」に乗る

中核感情には、必ず「起こり」があり、「ピーク」に達し、やがて「収まる」という「波」があります。

これを最後まで体験し切ることで、癒しが起きてきます。

途中で止まったなら、防衛か制御感情が出てきていないかどうかを疑いましょう。

 

⑥イメージの中で衝動を満たす

たとえば、

・小さな子どもの頃の自分をイメージし、その子が泣きたがっている場合は、思い切り泣かせてあげる。

・親に言いたいことを言えなかったなら、イメージの中で親に言う。

・もう一人の自分をイメージし、やさしい言葉をかける。

・トラウマ記憶の中で怖い場所にいる過去の自分を、安全な「今ここ」に救出してあげるイメージをする。

そうやって中核感情のもつ「衝動」を満たしてあげることで、癒しが起きてきます。

 

 

このように中核感情を適切に処理することを「プロセスする」といいます。

中核感情に気づき、触れていくことは「アクセスする」といいます。

 

中核感情には、「アクセスする(認識)➡プロセスする(処理)」という癒しの方法があるのです。

 

さて、このようにプロセスすれば、かならず癒しが起きてきます。

「オープンハートな自分」は、生まれたての赤ん坊から子ども時代を通して適切な養育を受けることで、だれでも花開いていく本来のあなたの心のポテンシャルです。

 

 

中核感情にアクセスし、プロセスすれば、あなたにも必ず癒しと変容が起こってきますよ!

 

 

今回も読んでくださりありがとうございました。

それでは、また。