【YouTubeでも解説】AC・HSP・愛着障害の心の回復で誰もがつまずく「ある段階」と対処法

 

動画での解説はこちらから

 

こんにちは!

心理カウンセラーの南ユウタです。

 

今日は、AC・ HSP・ 愛着障害の方が回復する時に、

必ず通るある段階についてお話ししたいと思います。

 

 

それは、焦りの段階です。

 

 

比較的ゆるい焦りの方もいれば

すごく焦りが強い方もいらっしゃいます。

 

今日はどちらかというとすごく焦りが強い方向けに話します。

 

 

焦りの心っていうのは、どんな形でもある程度は生まれます。

例えばこんな感じです。

 

「いつまでカウンセリングを続けるんだろう」

 

「このワークやってて意味があるんかなー」

 

「もっと早く効果の出るものはないんかなー」

 

「劇的に変わってくれないかな」

 

「いつまでネガティブな気分を引きずっているんだろう」

 

「いつまで鬱病やっているんだろう」

みたいな、そういった焦りですね。

 

注意していただきたいのは、

決して焦ることが悪いっていう風に思わないでください

ということです。

 

 

焦る自分を否定しない、責めないということ。

焦っちゃったから治らないんだって思わないってことです。

 

と同時に「焦りの心は焦げている」って言う、

ある心理学者の方の僕の好きな表現なんですけれども

 

「焦りの心は焦げている」っていうことでもあると思うんです。

 

焦げているっていうのは戦場のことですよ。

 

戦の場、つまり自分の心と戦っているサインが

焦りの心なんだっていう風にちょっと捉えてみるって事なんですね。

 

 

カウンセリングっていうのは

自己受容を進めていくというのが大切な要素で、

 

つまり自分で自分のあるがままの心

ありのままの自分の弱みも、強みも、

 

ポジティブも、ネガティブも、

男性性も、女性性も、

 

感情も、欲求も、思考も、体の感覚も、

ありのままに受け止めていく。

 

そういう自己受容を練習していくのが

カウンセリングでのすごい大事な一つの要素なんです。

 

 

自己受容とは、その時に戦わないってことです。

 

よく天気に例えるのですけれども、

晴れの日は晴れ

雨の日は雨

くもりの日は曇り

 

そういうものと受け止めて、

じっくり付き合っていくと、

感情の波が自ずと治まっていく。

 

それが自己受容です。

 

 

逆に言うと、

晴れの日だけOKで、

雨の日・曇りの日は駄目っていう風にジャッジをしていると

天気と戦ってるような感じになるわけです。

 

同じように、

ポジティブな自分はいいけど

ネガティブな自分はダメとか

 

元気な自分はいいけど

鬱の自分はダメとか

 

不安症の自分はダメ

対人恐怖の自分はダメとか

トラウマを持ってる自分はダメとか

 

そういう風にジャッジするっていうことは

戦ってるって事なんです。

 

 

ですから、

焦りの心が出てきている時っていうのは

自分で自分と戦っている状態だということなんです。

 

これは自分と戦わない自己受容の練習が

つまずいているっていうサインだってことにならないでしょうか

ということなんです。

 

 

自己受容のコースに戻れば、

それだけ早く回復して行くんだけれども

 

そのコースがちょっとずれちゃって

焦って場外乱闘しているみたいな感じだっていうことなんです。

 

 

そのことに気づいたならば

「いま自分は戦ってる」

「焦ってるんだ」

「よくなりたいっていう気持ちがちょっと先に走っちゃって

勇み足になっちゃって、早く早くって自分が自分を引っ張ってたんだ」と

 

それについてきてない私に

イライラしたりとか

不満に思ったり不安になったりとか

ますます「焦りの悪循環」になってたんだなと

優しく気づいてくださいね。

 

 

気づいたらよしよしと、

戦ってたんだなあと

焦りの心は焦げてるんだと

戦ってるんだと。

 

戦わない、戦わないと。

 

自己受容なんだっていう風に

優しく、

焦ってる自分にも愛情を向けて

また、自己受容の練習に戻ると。

 

そういうことを

ぜひ意識してみて欲しいなと思います。

 

すると、逆に早く回復して行きます。

 

 

今日は、AC・ HSP・ 愛着障害の方、

トラウマもそうですけれども

 

いろんな方のカウンセリングをすすめる中で

必ず一度は訪れる

「焦りの段階の乗り越え方」についてお話ししました。

 

 

是非、参考になさってください^^

 

 

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