「自分軸」ってなに?ゲシュタルトの祈りから学ぶ自分軸のこころ

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「自分軸」ってなに?

ゲシュタルトの祈りから学ぶ

自分軸のこころ

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尼崎カウンセリング研究所の

南ユウタです。

 

 

今回も、

日々、HSP・アダルトチルドレン(AC)

対人恐怖・共依存などの

 

 

生きづらさを解消する

セラピーをしている中で

感じたことをシェアします。

 

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「自分軸」ってなに?

ゲシュタルトの祈りから学ぶ

自分軸のこころ

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僕は、HSPさんや

ACさん(アダルトチルドレン)は、

 

「自分軸」で生きることが

とても大切だと思っています。

 

 

では、「自分軸」って

一体どんな状態を指すのでしょうか?

 

 

今回は、自分軸がよくわかる

「ゲシュタルトの祈り」という

有名な文章をご紹介します。

 

 

 

ゲシュタルトの祈り

 

 

私は私のために生きる。

 

あなたはあなたのために生きる。

 

私は何もあなたの期待に沿うために

 

この世に生きているわけじゃない。

 

そして、あなたも

 

私の期待に沿うためにこの世にいるわけじゃない。

 

私は私。あなたはあなた。

 

でも、偶然が私たちを出会わせるなら、

 

それは素敵なことだ。

 

たとえ出会えなくても、

 

それもまた同じように素晴らしいことだ。

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

私は私。あなたはあなた。

 

 

この「あなた」の部分に、

 

「親」とか

 

「パートナー」とか

 

「子ども」とか

 

「上司」とか

 

いろんな「他人」が入るわけです。

 

 

「自分」は「他人」のために

生きているのではないのです。

 

 

「自分」は、まずなによりも

「自分のため」に生きるのがキホン。

 

 

わがままでも自分本位でもない、

「自分が主人公」状態。

 

 

 

それが「自分軸」のキホンです。

 

 

 

一方、自分軸の反対の

「他人軸」の生き方は

 

 

自分の人生が「他人」を中心に

回っている状態。

 

 

他人軸の生き方は、

 

「自分をいつも後回しにする」

 

「自分がない」

 

「自分らしく生きていない」といった

 

【自分が人生の主人公ではない状態】なのです。

 

 

 

なぜ他人軸になるかというと、

 

たいていの場合は

なにかに怯えているからです。

 

 

つまり、「怖れ」があるのです。

 

 

「嫌われるのが怖い」

 

「怒られるのが怖い」

 

「自分を出すのが怖い」

 

 

たとえば、こういった「怖れ」です。

 

 

 

そして、

たいていはこの「怖れ」から

 

自分らしさを出すのを避けたり、

 

挑戦したり行動するのを避けたり、

 

自分のホンネを認めるのを避けたり、

 

人と深くかかわるのを避けたりします。

 

 

この「避ける癖」のことを

心理学では「防衛」と呼びます。

 

 

まず、基本的に

【他人軸=防衛×怖れ】

という方程式があると

理解してくださいね。

 

 

さて、「防衛」とは

カンタンにいえば

「こころを守るサバイバル術」のこと。

 

 

ストレスやトラウマなど

心理的ダメージを受けると、

 

人間は心のバランスを保つために

本能的に「防衛」を身につけます。

 

 

自分の感情に「フタ」をしたり、

人とのあいだに「バリア」を張ったりします。

 

 

ところが、

この「防衛」が癖になると

困ったことが起こります。

 

 

・自分のホンネにフタをしすぎて

感情がマヒしてしまう。

(ホンネの喪失)

 

 

・自分らしさを押し殺すうちに

自分という人間がわからなくなる。

(自分らしさの喪失)

 

 

・傷つくことや失敗を極度に怖れ、

避け続けているうちに受け身な生き方が身につき

主体的に生きられなくなる。

(主体性の喪失)

 

 

・人とのかかわりが希薄になり、

孤独感を抱えることになる。

(親密な人間関係の喪失)

 

 

 

このように、

「防衛」が癖になり過ぎると、

 

①ホンネ

 

②自分らしさ

 

③主体性

 

④親密な人間関係

 

 

これらを失いがちなのです。

 

 

他人軸の生き方は、

なんらかの「怖れ」から

 

「防衛」で身を守る癖が身につくのが原因で

いろいろなデメリットにぶつかるものなのですね。

 

 

これに対して、

自分軸の生き方はどうでしょうか?

 

 

自分軸の人ほど、

自分のホンネを大切にします。

 

 

自分らしさを輝かせようとします。

 

 

そして、自分で選び、決断し、行動し、

主体的に生きています。

 

 

つまり、

 

【自分軸=ホンネ×らしさ×主体性】

 

という方程式があるのです。

 

 

そして、

自分も大切、他人も大切。

 

でも自己犠牲はしない。

 

無理もし過ぎない。

 

がんばるときはがんばる。

 

まさにゲシュタルトの祈りを

実践したかたちになります。

 

 

そんな自分軸の人こそが

【親密な人間関係】も築くことが

できるのです。

 

 

今日のまとめ。

【他人軸=防衛×怖れ】です。

【自分軸=ホンネ×らしさ×主体性】です。

 

 

親密な人間関係は

ゲシュタルトの祈りの通りに

なっていく傾向があります。

 

 

長くなってきたので、

今日はここまで。

 

ではまた!

 

 

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